ブルゾン(Blouson)
最近はバルスター・タイプと呼ばれているようですが、この型のブルゾンは昔から「ミラノクラシック」と呼ばれ、イタリアの名だたる紳士洋品店では取り扱われていたものです。
もともとバルスター社は、コートのメーカーとして創業していたこともあり、信濃屋も当初はオリジナルネームでローデン・コートなど様々なコートを作らせています。
また私が1985年頃、ミラノの「TINCATI」で購入したブルゾンを作っていたのがサルフラ社と云うことで、その後は「Salfra」の製品も扱うようになります。革の質も良く、表裏の色を替えたリバーシブルはとても好評でしたが、最近はファクトリーも手間を掛けることを嫌がってか、取り扱っている所も無いようで残念です。
今回はスーピマコットンを使用した、鮮やかなグリーン1色を限定で作っています。軽いので、春先や秋口にカーディガンの代わりに羽織ったり、少し寒くなったら重ね着をするのもよしと、とても重宝する一着だと思います。パンツも毛から綿まで素材を選ばず、いろいろな組合せが楽しめます。
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