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パターンオーダーのすすめ2 シャツ編 (4/4)

前ページまではご注文の流れを実例で、ご紹介しました。
このページでは、信濃屋パターンオーダーシステムについてのアドバイイスをご紹介致します。

※画像はクリックすると拡大表示されます。

【信濃屋パターンオーダーシャツの説明】

常時、約500種類の国産、インポート生地の中から、襟・カフス・ポケットの型やボタンなどをお客様のお好みで組合せて頂く、オーダーシャツのシステムです。 また耐久性を重視した作りで、コストパフォーマンスの高い一着を提供させて頂いて居ります。

オーダーシャツ

 

【生地選びのコツ】

合せるスーツやジャケットをイメージして、シャツの色・柄を選びます。
シーズンによっては、素材や生地の番手なども考慮します。
着る頻度やローテーションによって、持つ枚数や素材も違ってきます。
洗いとプレスの仕方で素材選びも考えます。 (手洗い、洗濯機、クリーニング)
洗いの頻度やクリーニングのレベルによっては、生地の詰まり方に違いが出ます。

 

 

【パターン選びのコツ】

予め自分の体型と現在着用しているシャツの違和感を認識しておきます。
ストレスを感じない、ゆとりのあるシルエットを選びます。 (A体、AB体のサンプルがあります。)
襟型によっては、襟の高さが違うので襟型のサンプルも確認します。

 

 

【採寸のコツ】

現在着用されているシャツで一番着易いものをご持参頂き、比較・参考にします。
店頭にあるサイズサンプルを試着して、全体のサイズ感を確認します。
ネックサイズは、洗いによる詰まり分を考慮して、実寸に+2cm程度を目安にします。
裄丈は好みもありますが、実寸に+3cm程度、もしくは、腕を前に伸ばして手首が充分隠れる長さを目安にします。 (イタリアでは、ひじを曲げた状態で測ることがあります。)
ドレスシャツの肩幅は、通常寸法より-1cm程度小さくすると、フィットした着用感で見た目に綺麗です。
胸回りは、脇下で測った実寸に+14〜18cm程度の範囲でゆとりを作ります。
胴回りは、へそのあたりで測った実寸に+14cm程度のゆとりが目安になります。
腰回り (ヒップ回り)は、一番張っているところで測った実寸に+12cm程度をプラスします。
着丈は、首の付け根中心から、ヒップが丁度かくれる位の長さがお薦めです。

 

 

【ディテール選びのコツ】

襟 (COLLAR)
用途・体型などによっても選び方が、違ってきます。(全25種類)
芯地 (INTERFACING)
素材によって芯地が決まっている為、風合いの選択となります。(全3種類)
カフス (CUFF)
カフス釦とアジャスト釦の有無が、ポイントになります。(全9種類)
前立 (PLACKET)
フォーマルシャツは、裏前立もしくは、比翼仕立てになります。(全3種類)
裾型 (SKIRT STYLE)
脇ガセットの有無とシャツを表に出す場合の選択です。(全3種類)
後身頃 (BACK STYLE)
使用目的によっては、スタイルに違いもあります。(全7種類)
ポケット (POCKET)
必要性の有無で、選択します。(全6種類)
ボタン (BUTTON)
洗濯の頻度が多い方は、ポリボタンで充分だと思います。(全3種類)
刺繍 (EMBROIDERY)
お客様のお好みです。(ネーム字体 全7種類/18色)

 

 

【今回のポイント】

普段スーツを着る機会が少なく、会合など改まった時に着用されるとの事で、清潔感のある白をお薦めしています。
さらに綾織の生地にコバでステッチを入れ、ドレッシーな雰囲気も出しながら、ボタンをサックスブルーにする事でアクセントにしています。
また素材は、ご家庭で洗濯をされる事と、奥様がアイロン掛けをなさる事を考慮して、綿ポリの生地を選んでいます。

 

【用語解説】

 

次回は靴とベルトのパターンオーダーついて、ご案内致します。

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